Copyright© 2019 気がつけば無気力状態に陥ったらうつ病の可能性もある All Rights Reserved.
学校や仕事には普通に通っているのに、休日は何もできない状態になる人が増える傾向にあります。この場合の何もできないというのは、外出や料理など以外にも生活の基本的なことができない場合も指します。ただ単に、疲れているのとは異なり精神的に疲労が蓄積した結果、うつ病に発展する可能性があるので注意が必要です。いわゆる初期の症状として現れるのが休日になると何もできないという症状で、悪化すると休日を過ぎても気力が出なくなるため早めの治療が大切です。自覚症状として分かりやすいのは、部屋を片付けられなくなったり、インターネットサーフィンやテレビの視聴を苦痛に感じるなどです。これまで何も考えずに当たり前のようにしていたことに疲労感を覚えるようになったり、面倒くさくなってやりたくなくなったらうつが始まっているサインの場合もあります。うつ病は一般的に、真面目すぎる人や頑張りすぎる人がかかりやすいため、心が休息を求めている証拠だと捉えると安心です。自宅で休んでいても気分が改善しない場合は、1人で抱え込まず専門医にかかると回復が早くなります。
休日のみ何もできない状態になる人の場合は、用事があれば外出そのものは出来るので早めの通院が効果的です。その場合でも、体に負担をかけないように自宅から通いやすい場所にある心療内科や精神科を選びことをオススメします。不眠などの症状が出てきている場合には、睡眠薬を処方してもらい身体の不調から改善を図ることも大切です。漢方薬を使用しての治療を希望する場合には、あらかじめクリニックのホームページで漢方薬を取り扱っているところを探すようにしましょう。心療内科の中には、漢方薬を用いた治療を導入しているところも増えており、薬の種類にこだわる方から好評です。女性特有の悩みを持っている患者に対応するために、女性の医師やスタッフのみで運営しているクリニックもあります。悩みの種類に合っているクリニックを見つけて、カウンセリングを受けるようにするのが賢明です。口コミなどを参考に、休日になると何もできないという症状を持つ患者を治療した経験のあるクリニックを選ぶと、治療期間中も安心出来るようになります。